Stable Diffusion プロンプトの書き方
【SDXL・SD3.5・FLUX対応】

検証日: 2026-07-25 / 対象モデル: SD1.5・SDXL・SD3.5・FLUX.1 系

Stable Diffusion系のプロンプトは、Midjourneyと違って「カンマ区切りタグ+Negative Prompt」が基本形です。 SDXL、SD3.5、そして人気のFLUX.1では自然文にも対応していますが、 タグ形式はどのモデルでも問題なく機能するため、まずタグの書き方をマスターするのが遠回りに見えて最短です。 本ガイドはSD1.5〜FLUXまで通用する骨格と、モデル別の微調整ポイントを解説します。

Stable Diffusionプロンプトの基本構文

SD系プロンプトは、正のプロンプト(描いてほしいもの)と負のプロンプト(描かないでほしいもの)の2つを別々に指定します。

(masterpiece, best quality), white cat, blue eyes, watercolor painting, close-up portrait, golden hour lighting, pastel colors
Negative: low quality, worst quality, blurry, bad anatomy, bad hands, extra fingers, watermark, signature, text

正のプロンプトは「品質タグ → 被写体 → 特徴 → スタイル → 構図 → 光 → カラー」の順で書くのが定番です。 本サイトのStable Diffusionタブはこの順序で自動生成し、⑥ブロックのトグルで品質タグとNegativeの定番束をON/OFFできます。

SD1.5・SDXL・SD3.5・FLUXの記法差

モデル系タグ形式自然文品質タグの効き推奨解像度
SD1.5◎(メイン)◎ 非常に強い512×512 前後
SDXL◎ 強い1024×1024 前後
SD3.5◎ 推奨△ 弱まる1024×1024〜
FLUX.1 dev / schnell◎ 推奨△ ほぼ不要1024×1024〜

本サイトの出力はSDXL世代を主軸に「タグ形式+品質タグON」で組んでいます。 SD3.5・FLUXで使う場合は、自然文タブ(汎用自然文)も併せて試すと自然文優位モデルの真価が出ます。

括弧の強調記法(重み付け)

SD系UIの多くは、単語の周りに括弧をつけることで重み(アテンション)を変えられます。 これは意図をピンポイントで通したい時の必須テクニックです。

記法重み備考
word1.0標準
(word)1.1AUTOMATIC1111 / Forge
((word))1.21累乗
(word:1.3)1.3数値指定・ComfyUI含む全UI共通
[word]0.909…弱化・AUTOMATIC1111系
(word:0.7)0.7数値指定で弱化

ComfyUIとの互換性を考えると、(word:1.3) の数値指定形式で書くのが最も安全です。 重みは1.5を超えると崩壊しやすいので、1.1〜1.4の範囲に収めるのが定石。

品質タグ・定番束

SD1.5〜SDXL系で今も広く使われる品質タグの定番束です。本サイトの⑥ブロックONで自動付与されます。

(masterpiece, best quality), highly detailed, sharp focus, 8k

SD3.5・FLUX系はほぼ効きませんが悪影響もないため、切り替えを忘れても大事故にはなりません。 NovelAI用の推奨タグ(best quality, very aesthetic, absurdres)とは異なる点だけ注意してください (NovelAIガイド参照)。

Negative Promptの定番束

low quality, worst quality, blurry, bad anatomy, bad hands, extra fingers, missing fingers, watermark, signature, text

写実系モデルでは deformed, disfigured, mutation を追加。 アニメ系モデルでは 3d, realistic を追加して画風を強く縛るテクニックもあります。

プロンプトの書き順(推奨テンプレ)

本サイトのStable Diffusionタブは、以下の順序で自動生成しています。

[品質タグ], [被写体], [被写体の特徴], [スタイル・画風], [構図], [光], [カラー・ムード]
Negative: [Negative定番束]

重要度の高い要素ほど前に書くのがSD系のセオリー。 タグの位置が後ろにいくほど画像への影響が弱まるためです。 「本当に譲れない要素」は必ず正のプロンプトの先頭に、または重み1.3で強調します。

失敗しやすいパターンとその修正

本サイトを使う流れ

  1. ツール本体で被写体を1つ選ぶ(または英語で自由入力)
  2. スタイル・構図・光・ムードを重ねる(省略可)
  3. ⑥ブロックで品質タグON・Negative定番束ONを確認
  4. Stable Diffusionタブを開いて「このタブをコピー」(Negativeが別枠で表示されます)
  5. AUTOMATIC1111 / Forge / ComfyUI / Web UIサービスの入力欄に貼り付けて実行

実際に作って試す

穴埋め6ブロックで、Stable Diffusion用のタグ+Negativeが同時に完成します。

プロンプトを作る

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よくある質問

Stable Diffusion系のプロンプトは全モデル同じ書き方でいいですか?

基本の骨格(カンマ区切りタグ+Negative Prompt)は共通ですが、SDXLは自然文にも強く、FLUXはさらに自然文寄り、SD1.5系は品質タグの効き方が最も強い、といった差があります。本サイトの「Stable Diffusion」タブは共通で使える中庸なタグ形式を出力しますが、モデルによって強調記法や品質タグを微調整すると精度が上がります。

品質タグ(masterpiece, best quality)は今も必要ですか?

SD1.5〜SDXL系では今も強く効きます。SD3.5・FLUX系では効きが弱まっていますが、書いても悪影響はほぼありません。本サイトでは⑥ブロックの品質タグON/OFFで切り替えられます。デフォルトはONで、SDXLで細部を綺麗にしたい時はONのまま、FLUXで自然文の意図を優先したい時はOFFにするのがおすすめです。

括弧の強調記法(word:1.3)はどう使いますか?

AUTOMATIC1111・Forge・ComfyUIなどの主要UIで共通の記法です。丸括弧+数値で「その単語の重み」を上げ下げできます。1.0が標準、1.3〜1.5で強調、0.7〜0.8で弱化。単純に (word) と書くと1.1倍、((word)) で1.21倍と累乗されます。ComfyUIは (word:1.3) の形式のみサポートするので、そちらで統一するのが安全です。

Negative Promptに何を入れればいいですか?

崩れ手指・低品質・透かし・署名など「絶対に画像から消したい要素」を並べます。本サイトの定番束は low quality, worst quality, blurry, bad anatomy, bad hands, extra fingers, watermark, signature, text を組み込んでおり、⑥ブロックのトグルでON/OFFできます。写実系モデルでは deformed, disfigured なども有効です。

Stable Diffusionはどこで使えますか?

ローカルインストール(AUTOMATIC1111・Forge・ComfyUI・SD.Next 等)が最も自由度が高く、Web UIサービス(Civitai・Tensor.Art・SeaArt 等)でもStable Diffusion系モデルを使えます。本サイトが出力するタグ形式のプロンプトは、これらどのUIでもそのまま貼り付けて使えます。

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